• 太陽光

    • 補助制度

    • 導入促進制度

    • 融資

    • 優遇税制

  • 水力

    • 補助制度

    • 導入促進制度

    • 融資

    • 優遇税制

  • 風力

    • 補助制度

    • 導入促進制度

    • 融資

    • 優遇税制

  • バイオマス

    • 補助制度

    • 導入促進制度

    • 融資

    • 優遇税制

  • 地熱

    • 補助制度

    • 導入促進制度

    • 融資

    • 優遇税制

  • その他

風力発電

風力発電の導入量は、2008年度末において約185万kW(1517基)となっています。
技術開発や大規模化によるコスト低減により事業採算性が向上しており
北海道や東北を中心に大規模なウインドファームの建設が進んでいます。

  • 導入手順
  • 導入事例
  • メリット
  • システム
  1. 1.

    立地調査

    • 設置候補地の風況データの収集
    • 地理的条件の調査(自然環境・社会条件など)
    • 風車導入規模の想定
  2. 2.

    風況調査

    • 風況観測
    • 風況特性、エネルギー取得量の評価
    • 経済性の概算検討
  3. 3.

    システム設計・風車規模や配置の決定
    (容量、台数など)

    • 風車の機種の選定
    • 各種環境条件の評価
    • 基礎工事、電気工事などの設計
    • 電力会社との系統連系協議
    • 経済性の詳細検討(資金調達、助成金など)
  4. 4.

    導入・設置

    • 各種申請手続き
    • 設置工事
  5. 5.

    試運転調整・検査

    • 試運転や使用前安全管理検査は、規模によって主任技術者や電気保安協会に依頼することになります。(電気事業法に伴う法的手続き参照)
  6. 6.

    運転開始

    • 電気設備、風車の保守点検

風力発電の立地に際して風況が良好であっても、候補地域における「騒音」「動植物」「景観」などの社会的な条件が風力発電の建設を制限する場合があることから、これらの社会的条件の調査が重要となります。

  • 候補地点と周辺民家との距離を風車騒音の面から考慮しておくことが必要です。
  • 候補地点において絶滅が危惧されている動植物が生息しているかについての調査も重要です。特に、希少猛禽類のイヌワシやクマタカ等の生息については、特段の注意が必要となります。
  • 小規模の場合はそれほど問題となりませんが、大規模の場合は立地点周辺との景観との調和をはかることも重要となります。これらの条件については、事前に十分調査しておくとともに、風車の基本設計の段階においては、地元自治体や地域住民の合意を取得しておくことが必要となります。
(地方公共団体において環境影響評価に関する条例等を制定している場合は、それに準じて実施することが必要となります)

電気事業法に伴う法的手続き

風力発電システムは発電設備であるため、設置に対しては電気事業法により諸手続きが規定されています。その内容は発電規模によって以下のように異なります。

電気事業法に伴う法的手続き

※1 低圧連系の20kW未満、もしくは独立型システムの20kW未満が該当します。

※2 高圧連系の20kW未満は自家用電気工作物となります。

※3 出力500kW以上の電気工作物を譲渡、借用する場合には使用開始届けが必要になります。

そのほかの関連法規

風力発電システムの導入には、電気関係の法規や基準以外にも、設備の規模、設置場所などに応じてさまざまな法律が関係してきます。ここに主な関連法規を紹介します。なお、実際の手続きについては最新版の法規を確認ください。

そのほかの関連法規

  1. CASE STUDY1.

    北海道グリーンファンド(秋田県秋田郡天王町)

    みんなでつくった市民風車天風丸

    北海道グリーンファンド(秋田県秋田郡天王町)

    • 導入年月 :
      2003年3月
    • 導入規模 :
      定格出力1,500kW ×1基
    • 利用した支援制度 :
      地域新エネルギー等導入促進事業(経済産業省資源エネルギー庁)
    • 導入目的 :
      市民出資型事業として地元との連携により秋田県を中心に市民からの出資を得て建設し、売電利益は出資者に分配する方式です。
    • 導入効果 :
      さまざまな地域から市民風車建設の可能性について問合せを頂くなど、市民風車の取組みに関する活動が広がっています。

      平成16年度第9回新エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」受賞

  2. CASE STUDY2.

    埼玉県戸田市役所

    地球温暖化防止意識の啓発

    埼玉県戸田市役所

    • 導入年月 :
      2006年3月
    • 導入規模 :
      風力発電装置 垂直軸直線翼風車 定格出力1,070W
      太陽電池 240W
    • 導入目的 :
      市役所訪問者への地球温暖化防止意識の啓発。
    • 導入効果 :
      発電した電気は掲示板の照明などに利用しており、市民にも好評で、地球温暖化防止意識の啓発に役立っています。
  3. CASE STUDY3.

    株式会社アルコ(東京都板橋区)

    風力&太陽光発電システムは第2の看板(シンボル)

    風力&太陽光発電システムは第2の看板(シンボル)

    株式会社アルコ(東京都板橋区)

    • 導入年月 :
      2005年1月
    • 導入規模 :
      プロペラ型風車 定格出力450W ×7基、太陽電池パネル 150W ×4枚(合計出力3.75kW )
    • 導入目的 :
      発電できる電力は決して大きくはないが、風力・太陽光の発電システムを設置することにより、少しでも環境問題や災害時などに有効活用できるようにと考えました。
    • 導入効果 :
      現在、風力・太陽光の発電システムは、第2の看板(シンボル)になっており、同社の環境問題の取り組む姿勢を広くアピールできています。
  4. CASE STUDY4.

    三厩観光開発株式会社(青森県東津軽郡外ヶ浜町)

    「ホテル竜飛」の全電力を風力&太陽光でまかなう

    三厩観光開発株式会社(青森県東津軽郡外ヶ浜町)

    • 導入年月 :
      2003年2月
    • 導入規模 :
      定格出力750kW ×1基
    • 利用した支援制度 :
      新エネルギー等事業者支援対策事業(経済産業省資源エネルギー庁)
    • 導入目的 :
      この地球からの大切な恵みである風や太陽の光を上手に利用して電気をつくることで、このきれいな空気、美しい自然の未来を守っていきたいと考えました。
    • 導入効果 :
      太陽光発電(25kW )とあわせて、年間で約201万kWh の電力を発電し、「ホテル竜飛」の全電力をまかなっています。また、余剰分は電力会社へ売電しています。

クリーンで枯渇しない

風の力で風車を回すことにより電気をおこす風力発電は、地球温暖化の原因のひとつとされる二酸化炭素(CO2 )を排出しないクリーンなエネルギーです。風は、地球が太陽熱を受けることによって発生する空気の流れです。風力発電は、そうした枯渇する心配がない自然の資源を活用した優れたシステムといえます。

発電コストが低い

風力発電は、新エネルギーの中では発電コストが低いというメリットがあり、風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる効率の良さも特徴です。また、環境意識啓発のシンボルとしての効果も期待できます。

夜間も発電可能

風さえあれば昼夜を問わず発電できるため、小型風力発電機を夜間照明の電源として活用する例が増えています。また、太陽光発電を組み合わせたハイブリッド型システムの導入も進んでおり、看板やショーウィンドウの夜間照明をはじめさまざまな用途への利用拡大が期待されています。

CSRの実践

経営を評価する視点として近年重要視されているCSR(Corporate Social Responsibility :企業の社会的責任)。さわやかな風を受けて回る風車は人目をひくため、地域のシンボル的な役割を期待でき、企業広報への活用のほか、社員や地域住民への環境問題や節電に対する意識啓発にも役立ちます。

風力発電に適した場所とは?

風力発電に適した場所とは?

風力発電のなかでも、特に売電を目的に中・大型の風車を設置するにあたっては、風況のよい場所を選ぶことが前提です。その目安は年間平均風速6m/s以上とされていますが、台風や落雷などの気象条件や地盤強度などについても事前に調査する必要があります。また送電線が近くにきているかどうか、大型装置を運搬するための方法、周囲の環境や生態系に与える影響などの検討も必要になります。
これに比べ、小型風車は立地や風況などの条件がゆるやかなため、中小企業や商店などでも比較的容易に導入することができます。ビル風を利用する都市向けの小型風力発電機の開発も進められており、設置場所の選択は広がりつつあります。

構成機器の概要

構成機器の概要

発電量の目安

  • 風力発電は、設置場所の風況や地形条件に大きく左右されます。風力エネルギーとしては、ブレードの受風面積に比例し、風速の3乗に比例して増大します。
  • 一般的には、風車の性能や風況状況にもよりますが、1,000kW規模の風車を導入した場合、年間平均風速6m/s(ハブ高さ)で年間約190万kWh程度の発電量が期待できます。
  • これによって、平均的な一般家庭500軒程度の電力消費量を賄うことができます。

経済性の目安

  • 風車は、大型化になるほど割安になる傾向があります。以前は数百kWが主流でしたが、最近では1,500~2,000kW級が主流となっています。
  • 風力発電の設置コストは、風車規模にもよりますが大型風車の場合、25~32万円/kW程度が目安です。2,000kW システムを設置する場合は、約5億円~6.4億円/基となります。
  • なお、小型風車やマイクロ風車の場合は、大型風車に比べると割高となります。

補助制度

他のエネルギーと比較して高コストなグリーンエネルギーは、経済性における制約から市場メカニズムに委ねては普及が進まないため、初期コストの軽減を行うといった経済性を補填する支援策が行われています。

導入促進制度

グリーンエネルギーを普及拡大するため、利用した電気や熱の利用実績に対して経済的インセンティブを付与する余剰電力買取制度やクレジット制度等が進められています。

融資

グリーンエネルギーを利用施設等を取得するため等に必要な資金を調達します。

優遇税制

グリーンエネルギー設備を設置した場合の特別償却または法人税額の特別控除等導入のインセンティブを高めます。

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